猫ちゃんのご家族様から、
「病院に連れていくのが大変」
「カゴになかなか入らない」
「カゴ見せると逃げる」
などなどの相談をよくお受けします。
猫ちゃんのアタマの中では
カゴ=病院
と、なってるんでしょうね(-_-;)
カゴ嫌いのコ、多いんですよー。
また、カゴのタイプにもよるのですが、
写真のような横開きのカゴは実はちょっと面倒です。
手を入れて、出そうとすると・・・
ちょっと、怖がりで繊細な猫ちゃんだと、猫パンチが飛んできます
もし、カゴを使うのであれば、上からも開けられるタイプが便利ですね。
しかし、実はもっとお勧めなのが洗濯用ネットです。
100円です。あ、ウソです。108円です(笑)。
60×60cmぐらいの大きいものが使いやすいです。
もしくは筒状になるタイプもいいかもしれません。
いずれにしろ大きめが使いやすいです。
さて、実際どんな感じになるのか?
病院猫のナコにモデルになってもらいました。
では早速、入ってもらいましょう。。。
カゴ見せると逃げる猫いますよね。なので、こっそりネットを準備して。。。
ハイ!
inネット、完了です!
とりあえず床に置いてみます。
上手く歩けません。後ろに1、2歩ぐらいが限界みたいですね。
特に元気な猫ちゃんだと、逃走する危険がありますからね。
動きにくいのは大事です。
次に診察台の上。
固まってます。普段すばしっこいナコも飛び降りようとしません。
そして、もしとっさに暴れてもネットの中だと・・・、
このようにパッと持ち上げるだけで、逃走防止にもなるのです!
顔だけ出せば、眼や口など頭部の診察にもgood!
ネットは網状ですから、そのまま注射もできちゃいます。
どうでしょうか?
なんだかとっても便利そうでしょう?
実際に、ネットに入れて来院される方も多いんですよ。
そして、さらにもう一工夫。
ネットに入れて、さらにタオルをかけて、
慣れてるご家族が抱っこしてあげると、待合室でもとても落ち着きます。
このようにタオルを一枚、猫ちゃんの目隠しのため用意しておいて・・・
(タオルはお貸し出しもいたします!)
緊張や恐怖を感じている様子があれば、くるんで優しく抱っこです。
動物病院には、他の猫がいたり、犬が吠えていたり、知らない人間もいます。
猫ちゃんにとっては、すご~く非日常的な世界なんですね。
そんな時に、このようにしてあげると比較的落ち着くことが多いみたいです。
ぜひ、利用してみてください。
でわ!
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