2014年07月21日

超音波検査2



超音波検査についての続きです。

さて、実際にどんな手順で検査を行うのか?
今回は<腹部超音波検査>について、写真つきでご紹介しますね♪

※ほとんどの動物で麻酔や鎮静をせずに検査することが可能ですが、どうしても嫌がるコの場合は麻酔や鎮静を考慮します。

①クッションの上に仰向けになってもらい、お腹の毛を刈ります。

image-20140721075620.png

※毛刈りは重要で、毛があるときちんとした超音波検査はできません!


②検査用のゼリーをつけて、超音波が出る機械をお腹にあてます。

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何がみえるかなー?

image-20140721082042.png

超音波検査は痛い検査ではありませんし、基本的にはゴロンと寝てさえもらえれば5~15分ぐらいで終了してしまいます。

飼い主様への説明は実際に画面を見ていただくこともありますし、写真を見せての説明になることもあります。

さて、今回のモデル猫さん、猫イチちゃん猫は鴨川から年に2回、定期健診のため来院されています。今回は血液検査で腎臓機能の数値に軽度の異常がみられたので超音波検査を行うことになりました。プラスして尿検査もやりましたよー。

検査とモデルを頑張ってくれて、ありがとうございました!

※胸部(心臓)超音波検査は横に寝た状態か起立したままで検査します。こちらも毛刈りのご協力をお願いをすることがあります。

検査料金は…
・腹部超音波検査 3000円〜
・胸部超音波検査 3000円〜
・単一臓器のみの超音波検査 2000円〜
※同じ疾患での継続検査の場合は料金より500~1000円引きとなります
(2014.7月現在 税別料金)

検査への疑問や不安な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

また他の検査についてもご紹介できたら…と思っています。
長々と読んで頂き、ありがとうございました。


くぼた
posted by はとりの動物病院 at 08:54| Comment(0) | 動物病院ネタあれこれ | 更新情報をチェックする
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